去る1996年8月11日に東京は大森にて第3回お食事会が開催されました。参加者は以下の3名の方々です。
(今回はだいぶ時間が経過してからこれを書いているのでかなり記憶が曖昧です。)
今回のお食事会は前日につばさ氏の二つあるPCMCIAスロットの一つが使えないというトラブルから始まりました・・・。なんやかやでいつのまにか千葉から大森にいたのが多少の意味不明さを残すようです。というより私の軽い引越し?のようなものをみゃんねん氏やつばさ氏が引き受けてくださったというだけの事なのですけど、それはおいといて、まあ、要するに二日目の夜、夕飯を何にしようという話になり、突然、以前に私がみゃんねん氏に紹介した(私は行った事がなかったのですが)大森のタイ料理店をみゃんねん氏がその場でとっさに思い付き、そこにいこう!となった次第で、そのために、これまでのような写真などは残念ながらありません。
その料理店はなかなかで、店員さんもタイ人らしく、照明も割合暗めで、店の外見からすると良い意味で違った印象を受けます。われわれ3名はつばさ氏を除いてタイ料理を食べたことがなく、しかもその食べた事がある唯一人であるつばさ氏も、前回幕張で食べたタイ料理について
コースの内容は、主に記憶に残っているのはトムヤンクン、タイ風春雨、タイ風がんもどき、タイ風焼き飯、です。確かこの順番で出て来たと思うのですが、ほかにもあったような気がします。デザートは確かココナツを使っていたような・・・?
一緒に頼んだ飲みものは、私がタイのシンハーという名のビール、つばさ氏がココナツジュース状のもの、みゃんねん氏が菊の花と蜂蜜?をあわせたお茶です。
まず最初にガツンとトムヤンクンで絶妙なハーブと強烈な辛みでわれわれを打ちのめしました。つばさ氏は「前食べたときは草ぼうぼうだった」とおっしゃっていたところを見ると、タイも地方によって草ぼうぼうだったりしなかったりするのでしょうか。みゃんねん氏は「前食べたカップ麺のトムヤンクン味といっしょだ」と意味不明な事をのたまっておりました。そりゃそうでしょう、トムヤンクンなんですから。しかしこの味(かおりというべきか?)はあまりの香草の強さに
基本としては、大体トムヤンクンに代表されるような香りが料理のベースになっているようですが、タイ風がんもどきなどはたれが辛いだけで元は辛くなくしかも香草は一切使用していないようです。また、タイ風焼き飯などは普通のチャーハンか?と思わされてしまうようなものでしたが、これはこれでかなりおいしく、われわれの間ではかなり評価が高いようです。さらに、タイ風春雨と一緒にあわせて食べると数倍おいしくいただける事を発見しました。これは非常にうまかった。そこへトムヤンクンスープを時折口に運べばもう最高です。これはなるほど、と思いましたね。もちろん、これが正しい食べ方とかそういったものではないのは重々承知してますが、こういう食べかたもあってよいのではないかと思います。
最初にあの香りでまけてしまっては本当のおいしさを知る事がかないません。読者の方で万が一、あのにおいがだめだ・・・とおっしゃる向きにはとにかく最後まで通して食べて見てください、とお勧めします。あれははまる事請け合いでしょう。
また、タイのビールが、考えてみれば当然の事ながらタイの料理に良く合うというのは全く良く出来たものだと感心します。あれはやはり日本のビールでは負けてしまい、かえって料理をまずくしてしまうのではないでしょうか。タイ料理と日本のビールは、同時にやらないことをお勧めします。
結局残らず平らげて(菊の花の茶だけは不評だったようですが)、今回のお食事会は成功裏に終了しました。参加者の皆様と読者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。