The branch office of Far Eastern

- 極東支部 -

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委員会からのメッセージ１ : 頁横幅が画面におさまらない方へ
「時代は今、1600 × 1200 の画面サイズが最低ラインです」
(一部拡大解釈または未来形時代錯誤があります)

委員会からのメッセージ２ : このページをご覧になる方へ
「当委員会は秘密組織 です。存在は極秘ですので見なかったことにしてください」

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	堕落認定委員会設立宣言
世 界 堕 落 宣 言	我ら人民は須らく堕落せねばならぬ。不断の堕落を以って人民を堕落せしめ且つ自らも堕落為らしめるを一義とし或いは堕落し且つ堕落すべきことを此処に人民の叡智と高邁なる理想によって永遠に確立せしめなければならぬ。堕落の主体たる人民に於いて不撓不屈の堕落を窮むれば大いに堕落なることを得る。しかし乍ら堕落を窮むるは一進一退にして窮みに達せざるは恰も五里霧中なるがごとくその道を暗中模索するなれば或いは誤りて或いは違えて堕落を見失い凡そ堕落を窮むるを得ず。我ら人民は相身互い堕落を窮むるべく且つ扶助し且つ叱咤激励し、終に堕落を得むことを欲す。我らは未だ窮極の堕落に達せざるもその将来に必ずや窮極の堕落を得むものと心得、達するその堕落の偉業を認定すべき機関の設立を準備するために委員会の設置を此処に宣言する。 延喜元年五月十六日	全 宇 宙 堕 落 決 議

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組織図

• 委員選考委員会

  備考:委員長をもって長とする。委員長は堕落認定委員会設立準備委員会委員長と兼任する。堕落認定委員会が設立されると同時に堕落認定委員会委員相互扶助年金に改組する。

  この委員会は堕落認定委員会の委員となるべき人材を募集選考する機関です。但し委員長はある程度堕落しているので満足に機能することは余りありません。しかし中途半端な堕落なのでときどき仕事をするところがみそです。

• 監察総監

  備考:総監をもって長とする。諸活動を観察する。総監は委員長他を兼務できない。堕落認定委員会が設立されると同時に監査委員会に統合される。同時に総監職は廃止する。

  委員会内にいる堕落しようとしないやつらを探して説教します。ただし、その説教は堕落しているので余り効果が期待できません。実は説教対象者が呆れて委員会外に奔るように悟られずに仕向けるのが裏の目的です。そうすることによって委員会内が純化されて行きます。

• 事務局

  備考:事務局長をもって長とする。堕落認定委員会が設立された後も引き続き事務局は存続する。但し内部の組織は改組される。

  事務長は委員長、副委員長に次いで権限が大きく、収賄などの汚職にもってこいの地位です。堕落を速やかに遂行するならこの地位を狙うべきでしょう。

• 監査委員会

  備考:委員長をもって長とする。いかなる他の職務を兼務できない。すべての活動の会計監査を行う。堕落認定委員会設立準備委員会委員長に会計監査結果の報告の義務がある。

  監査委員は本来なら厳正且つ中立を保たなくてはならないものですが、なんといっても委員長が兼任するということで不正の温床のようなものです。監査が受ける側が監査をする側を兼任すれば監査をする意味をなさなくなりますので、堕落を目指すにもってこいの環境です。

• 地方局

  備考:局長もってを長とする。堕落認定委員会設立準備委員会副委員長（地方担当）をもって局長とする。堕落認定委員会が設立されると同時に地方堕落認定機関の管理に適当な組織に改組される。

  この部署は地方を統括する部署ですから、中央を狙う地方担当者の垂涎の的です。当然彼らの直接の上司になるわけですから収賄なんか思いのままです。それどころか地方に圧力をもっともかけやすい地位ですので当委員会の手足となる地方支部を思いのままに操ることも可能です。闇のドンを目指すならこの地位が断然お勧めです。

堕落認定委員会が正式に発足し次第、下記の書式にしたがって認定状を被認定者に発行するものとする。認定の各種別は以下のとおり。認定審査は年に二回、それぞれ四月、九月の第一月曜日に行うものとする。結果の発表は私報に公告する。

認定種別

1. 堕落（特種） ↑高
2. 堕落（甲種一）
3. 堕落（甲種二）
4. 堕落（乙種一）
5. 堕落（乙種二）
6. 堕落（乙種三）
7. 堕落（乙種四）
8. 怠惰（上級）
9. 怠惰（中級）
10. 怠惰（初級）
11. 無気力（上級）
12. 無気力（中級）
13. 無気力（初級）
14. 欺瞞（上級）
15. 欺瞞（中級）
16. 欺瞞（初級） ↓低

書式例

堕落（甲種一）の場合

募集要項

堕落認定委員会設立準備委員会では只今事務職員および委員を募集しています。我こそ堕落認定に相応しいと思われる方は下記の要項にしたがって応募してください。たくさんのご応募をお待ちしております。

• 職務内容
  1. 事務職員

     当委員会の事務局、地方局で主に働いていただきます。事務局ではほぼ小間使、地方局では丁稚扱いを受けることができます。出世の見込みはありません。

  2. 委員

     委員選考委員会での選考に通った場合に採用となります。当委員会の委員を務めていただきます。うまく行けば事務部門の長や委員会を仕切ることも可能です。

• 資格
  • 生命体であること（バクテリオファージを除く）
  • 地球に現在在住していること
  • 堕落していること
  • （職員のみ）日本語を解し、記述できること
  • （委員のみ）地球に六日以上住んでいること
  • （委員のみ）やる気がないこと
• 待遇
  • 堕落者として特別な軽蔑を受けることがあります
  • まれに迫害も受けられます
  • 年金、厚生保険皆無
  • 交通費無給
  • 能率給無し
  • 基本給無し
  • 各種手当皆無
  • 賞与皆無
  • 地方転勤あり
• 応募先

  履歴書と経歴書に賄賂を添えて下記までお送りください。

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  堕落の園堕落認定委員会設立準備委員会事務局総務課人事掛長 宛

(秘密委員会なので所在地を削除しました・監察総監事務所)